歯周病セルフチェック
まずは歯周病の初期症状のセルフチェックをしてみましょう。
- 歯肉が赤みを帯びる。
- 歯肉が腫れぼったい。
- ちょっとした刺激(歯ブラシ等)で歯肉から出血する。
- 歯肉を押えると歯と歯ぐきの境目から白いもの(膿)が滲み出る。
ワンポイントアドバイス
このような症状の時には比較的初期の段階であるものが多く、ブラッシング指導と単純な処置で治すことが出来ます。
次に、歯周病が進行していないかチェックをしましょう。
- 歯が動く。
- 歯肉が赤みを帯びる。
- 歯肉が急性の化膿性(膿が貯まる、膿が出る)の腫れを繰り返す。
- 歯が長くなったような気がする。
- 歯肉が退縮して、歯の根っこが伸びたように見える。
- 口臭を自分でも感じるようになる。
ワンポイントアドバイス
このような症状が出てきた場合にはすでに歯を支える骨まで歯周病が進行している場合もあり、長期的かつ総合的な歯周病治療が必要な場合があります。
口の中は髪の毛一本でも入って敏感に感じるくらい鋭敏なのですが、歯周病のように慢性的(徐々に進行した)場合の変化には意外と鈍感です。
また、自分自身で見える臓器でありながら自分自身で口の中を見ることは少ないと思います。歯周病は緩慢に進行する病気で自覚症状が少ないという特徴があります。この機会にぜひご自分自身の口の中を鏡で覗いてチェックしてみてください。