治療コンセプト
長谷川歯科医院では、歯周病治療を基本スタンスに、
「余分に削らない」、「なるべく歯を保存する」ことを重視しています。
当院の診療台(治療用の椅子)のコンセプトは患者様と医療従事者が同等な目線で話ができ、またレントゲン写真や口の中の状態の写真も診療台に直結したモニターに映し出すことができます。当院では、一方的な説明ではなく双方向的インタラクティブな説明を心がけております。治療に関して、ご不安な点、ご不明な点がありましたらお気軽に担当医までご相談ください。
また、アクティブな歯科診療修了後のメインテナンス・予防が当院の特徴の一つでもあります。ホームドクター・かかりつけ・いきつけの歯科医院として、皆様方の口の健康を生涯にわたって関われる医院を目指します。
また待合室で患者様同士がなるべく顔を合わせないで済むように予約時間の調整を行っております。当院は皆様方の、プライバシー尊重と院内感染防止のために完全個室で歯科診療を行っております。
何かご不明な点がありましたら、直接担当医までご相談ください。
使用後の器具について
使用後の器具類は超音波洗浄機で洗浄し、消毒液にて消毒して水洗した後にケミクレーブ(121度20分アルコール製剤による高圧蒸気滅菌)で滅菌しております。通常は水蒸気による高圧蒸気滅菌ですが、当院ではアルコール蒸気を用いたケミクレーブを使用しております。また医療従事者の手指にはデンタルグローブ(手袋)を装着し、患者様毎の交換はもちろん、ゴムアレルギーの方にも安心していただけるようにアレルギー反応が少ないラテックスグローブを使用しています。また洗浄も消毒効果の高い手指用洗剤を用いた後、消毒作用が強いアルコール消毒を行っております。
口腔バキュームについて
治療に際して供給される水も医療用の特殊フィルターを通して供給されています。歯を削ったり、入れ歯や銀歯を調整するときには、歯の削りかす、金属片、血液、細菌など、目に見えない細かい粉塵(ふんじん)がたくさん飛び散ります。当医院では、こうした粉塵がクリニック全域に広がってしまわないように、全ての診療台に口腔外バキュームを設置しています。口腔外バキュームは、強力な吸引力で、治療時に発生する細かい粉塵を吸い取り、快適でクリーンな診療室をつくります。
皆様が安心して通っていただけるような歯科医院になるために。
歯科医院を訪れる時の不安感の最大は「怖さ」にあると思います。そしてその怖さのあまりついつい足が遠のいてしまい、痛みを乗り越え耐えられなくなったときには手遅れという悪循環に陥らないように、歯科診療に対する怖さの低減を目標としております。我々医療従事者側のソフト部分はもちろんですがハード部分に関しても取り入れております。
設備の充実
エアータービン 5倍速エンジン
「キーン」という歯を削る機械(エアータービン)については5倍速エンジンを用い不快な音についての低減を行っております。
電動注射器
局所麻酔についても手動による注射器ではなく電動注射器を用いることにより、一定の圧力で確実に少量の麻酔液量で確実に麻酔を効かせることが可能となり患者様の負担も最小限となります。
CT装置
当医院では被爆線量の少ない高画質な歯科用CT装置を導入しています。 CT画像は歯周病や神経の管の高度な歯科診療に診断に有効であり、従来の二次元の平面画像では難しいとされたものにも確認できます。 CT撮影で様々な角度から診断することで安全な診査・診断・治療計画に役立ちます。 (胃のエックセス線検診 0.6mSv 東京―NY間往復航空 0.2mSv 歯のCT0.1mSv、 歯のパノラマ撮影 0.014mSv 歯のデジタル撮影 0.005mSv)
デジタルレントゲン
診療上必要なレントゲンも患者様のエックス線被爆量軽減につながる高感度デジタルレントゲンシステムを取り入れております。またデジタル方式のため劣化の無い画像が得られ大切な診療データの長期保存が可能です。従来の方式の方式で排出される現像液や定着液の排出がなく地球環境にもやさしいシステムです。
各専門医との連携
基礎疾患を持っていて開業医での安全な歯科処置が出来ない場合などは、内科医が常駐している大きな病院の歯科口腔外科への紹介を行います。歯列矯正は患者様が通院可能なエリア内の日本歯科矯正学会認定医へのご紹介を行います。
マクロ治療からミクロ治療
裸眼ではなく、LEDライト付拡大鏡を用い、マクロ治療からミクロ治療を行います。
技工物
歯科診療には人工物を口の中に装着をしていただくという特殊医療があります。銀歯といえども人工臓器としてのカテゴリーです。そこで当院では技工物に関してはそれぞれの専門ラボへと提携しております(詰め物専門・入れ歯専門・白い歯専門)。オールマイティなラボではなくそれぞれの専門性を持つ技工士さんに製作してもらうことにより専門的な技工物の提供につながります。また場合によっては技工士さんに来てもらって直接口の中を見てもらったり、患者様の希望を伝える機会を持ちます。またデジタル写真の情報を技工士さんに提供します。
歯科医療発展と地域社会の貢献について
当医院の歯科衛生士のうち一人は昔通っていた歯科医院で働いていた歯科衛生士の仕事ぶりにあこがれて勉強し資格を取り現職に就いています。当医院でもそのようなエピソードが生まれる歯科医院を目指しています。
患者様皆様から除去・撤去した金属は承諾の後に専門業者にて精錬されて工業用金属としてリサイクルされます。また、その代金はしかるべき慈善団体に寄付させて頂き小さな地域社会への貢献といたします。
※当院は日本歯科医師会が行っている事業である TOOTH FAIRY に登録しています。
診療時間・アクセス
診療時間
診療時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
---|---|---|---|---|---|---|
10:00~13:30 | ● | ● | ● | / | ● | △ |
15:00~19:00 | ● | ● | ● | ▲ | ● | / |
休診日/日曜日・祝日※木曜不定休
△10時~14時(昼休み無し)
▲16時~21時まで
学会出張等で休診になる場合が有ります。(その度、新着情報、twitterに掲示致します。)
長谷川歯科医院 概要
医院長:長谷川 郁夫
〒160-0006 東京都新宿区舟町2
TEL:03-3351-0115
FAX:03-3351-0115
院長・スタッフ紹介
院長ご挨拶
長谷川郁夫 Ikuo Hasegawa
長谷川歯科医院院長
博士(歯学)
昭和大学歯学部兼任講師
四谷で開業して50年以上。歯の健康をトータルでサポートします。
生まれ育ったここ四谷三丁目・舟町で5代目歯科医師として開業させて頂くことに
なりました。 今まで学んできた技術を地域の皆様に提供し、私自身もより一層の技術の研鑽を積み皆様とともに歩んでいきたいと思います。歯の健康に関することならお気軽にご相談ください。
大学院にて
出身母校の大学院にて主に歯周病治療の研究(歯周病による組織破壊とその再生メカニズム)をメインテーマに研究を行い、大学院時代の研究において、アメリカ・ヨーロッパ・日本における特許出願や、国際歯周病学会(IAP)にて研究が認められ学会賞を頂きました。昭和大学歯周治療科にて歯周病治療の専門外来にて歯周治療の研鑽を積みました。
所属
日本歯周病学会会員 | ||||
日本歯科薬物療法学会会員 | ||||
国際歯科研究学会会員 | ||||
(社)日本歯科医師会会員 | ||||
(社)東京都歯科医師会会員 | ||||
(社)東京都新宿区四谷牛込歯科医師会会員 | 保険審査委員
公衆衛生担当理事 医療管理および広報担当理事 公衆衛生担当理事 保険担当理事 |
平成18年から平成19まで
平成20年から平成22年3月まで 平成22年4月から平成23年3月まで 平成23年4月から平成25年3月まで 平成25年4月から現在まで |
||
東京都学校歯科医会 | 評議委員 | 平成20年から現在まで |
行政関係
新宿区三歯科健康問題検討委員会委員 | 平成20年4月より平成22年3月まで | |
新宿区かかりつけ歯科医機能推進事業実務者担当会議委員 | 平成20年4月より平成22年3月まで | |
新宿区かかりつけ歯科医機能推進事業協議会委員 | 平成20年4月より平成22年3月まで | |
四谷地区公立小中学校歯科校医 | 平成20年4月より現在まで | |
新宿区四谷学校歯科会 副会長 | 平成20年4月より現在まで | |
新宿区立四谷小学校学校歯科医 | 平成20年4月より現在まで | |
四谷子ども園 園歯科医 | 平成25年から現在まで |
略歴
平成6年3月 | 昭和大学歯学部卒業 | |
平成6年4月 | 昭和大学大学院 歯学研究科 歯周病・歯周治療学専攻過程入学 | |
平成10年3月 | 昭和大学大学院 歯学研究科 歯周病・歯周治療学専攻過程修了博士(歯学)取得 | |
平成10年4月 | 昭和大学歯科病院歯周病科 員外助手 | |
平成10年4月 | 都立墨東病院歯科口腔外科 非常勤医員 現在に至る | |
平成12年7月 | 昭和大学歯科病院歯周病科 助手 | |
平成15年4月 | 昭和大学付属病院 歯科 診療科長として出向 | |
平成17年3月 | 昭和大学歯科病院歯周病科 退職 | |
平成17年4月 | 長谷川歯科医院開院 現在に至る | |
平成17年10月 | 昭和大学歯学部兼任講師 現在に至る | |
平成20年4月 | 新宿区立四谷小学校 歯科学校医 現在に至る | |
平成20年4月 | 四谷歯科医師会 理事 平成23年3月まで | |
平成23年4月 | 四谷牛込歯科医師会 公衆衛生担当理事 平成24年3月まで | |
平成24年4月 | 一般社団法人 東京都新宿区四谷牛込歯科医師会 公衆衛生 保険担当理事 現在まで | |
平成25年4月 | 新宿区立四谷子ども園 園歯科医 現在に至る |
賞罰
5th International Academy of Periodontology(国際歯周病学会)
COLLGATE賞受賞 ポスターセッション 優秀賞
Activity of MMPs in gingival crevicular fluid of periodontitis patients.
(Monaco, June 1995)
原著論文
長谷川郁夫:IL-1β 添加による培養ヒト歯肉上皮才能の細胞骨格および膜タンパクの変化.
日歯周誌40(2):188-197,1998
Tachikawa T,Hasegawa I,Tsuchiya R,Yamamoto G,Maeda Y,Irie T,Hasegawa K,Tamura Y,Hamaoka T,Ogawa M,Nemori R,Bando T :A new method of in situ zymography of matrix metalloproteinase of oral squa mous cell carcinoma. Oral Oncology,7:471-480,2001
石川 聰,平泉 裕,藤巻悦夫,立川哲彦,長谷川郁夫:ヒト培養滑膜細胞における Matrix Metalloproteinase 産生 Production of Matrix Metallproteinase from Cultured Human Symovium Cell 日本整形外科學會雜誌 = The Journal of the Japanese Orthopaedic Association 71(8), 1703, 1997-08-25
総説
長谷川郁夫,宮澤 康,長谷川紘司:組織再生誘導法(GTR):吸収性膜を使った歯周組織再生.昭和歯学会誌,22:269-273,2002長谷川郁夫:多機能排唾装置の利点欠点.デンタルダイヤモンド,(6),2003
特許出願
プロテアーゼの測定方法および該方法に用いる薄膜,小川雅司、浜岡勤、田村裕、立川哲彦、長谷川郁夫、吉川周作、長谷川紘司、西垣純哉ガン転写に係わるMMPの活性度をイメージワイズに検出することの出来るフイルム、実用化済、和光純薬工業にて販売
主な学会発表
長谷川郁夫,伊佐津克彦,立川哲彦,吉木周作,長谷川紘司:歯周病患者における歯肉溝浸出液(G.C.F.)中のゲラチナーゼ活性。
(第37回秋季日本歯周病学会学術大会,大阪,1994年10月)
Hasegawa I, Isatsu K, Tachikawa T, Yoshiki S, Hasegawa K : Activity of MMPs in gingival crevicular fluid of periodontitis patients. (5th International Academy of Periodontology, Monaco, June 1995)
Isatsu K, Kobayashi M, Hasegawa I, Tachikawa T, Yoshiki S, Hasegawa K : RhIL-1βand lipopolysaccharide stimulate MMP-3 production in fibroblasts. (The 74th International Association for Dental Research, San Francisco, March 1996)
長谷川郁夫,伊佐津克彦,河野葉子,立川哲彦,小川雅司,後藤延一,吉木周作,長谷川紘司:新しいFilm Zymographyを用いたゼラチナーゼ活性の検出法について.(第39回春季日本歯周病学会学術大会,東京,1996年4月)
立川哲彦,長谷川郁夫,斉藤佳子,河野葉子,田村裕,西垣純爾,浜岡勤,長谷川紘司:マトリックスメタロプロテアーゼ検出のための簡便なるin situ zymography法.(第56回日本癌学会総会,京都,1997年9月)
長谷川郁夫,小杉禎久,田村太一,立川哲彦,長谷川紘司:サイトカイン刺激による上皮細胞の細胞骨格の変化.(第40回秋季日本歯周病学会学術大会,広島,1997年10月)
石川聰,平泉裕,藤巻悦夫,立川哲彦,長谷川郁夫:ヒト培養滑膜細胞におけるMatrix Metalloproteinase産生.(第12回日本整形外科学会基礎学会集会,新潟,1997年10月)
長谷川郁夫,小杉禎久,田村太一,立川哲彦,長谷川紘司:IL-1β刺激による上皮細胞の細胞骨格の変化.(第17回昭和歯学会例会,東京,1997年12月)
伊佐津克彦,小林誠,長谷川郁夫,立川哲彦,長谷川紘司:ヒト歯肉線維芽細胞およびヒト歯根膜線維芽細胞におけるMMP-1, -3の産生および活性化に関する基礎的研究.(昭和大学共同研究促進会議,東京,1998年3月)
Tachikawa T, Hasegawa I, Saito Y, Kohno Y, Hasegawa K, Tamura Y, Nishigaki J, Nemori R, Hamaoka T, Bando T : A new method of in situ zymography for matrix metalloproteinase. (American Association of Cancer Research, New Orleans, March 1998)
Nishigaki J, Tamura Y, Nemori R, Hamaoka T, Bando T, Tachikawa T, Hasegawa I, Saito Y, Kohno Y, Hasegawa K : A proposed mechanism of film in situ zymography(FIZ) to detect matrix metalloproteinase. (American Association of Cancer Research, New Orleans, March 1998)
伊佐津克彦,小林誠,出口勝敏,滝口尚,塩野目学,長谷川郁夫,立川哲彦,長谷川紘司:歯肉および歯肉線維芽細胞におけるマトリックスメタロプロテアーゼ-1および-3の産生に関する基礎的研究.(第41回春季日本歯周病学会学術大会,鹿児島,1998年5月)
Hasegawa I, Tachikawa T, Tamura T, Nishigatki J, Hasegawa K : New in situ zymography for matrix metalloproteinase. (76th International Association for Dental Research, Nice, June 1998)
metalloproteinase. (76th International Association for Dental Research, Nice, June 1998) Abiko Y, Kutsuzawa M, Hasegawa I, Kowashi Y, Taku T, Tachikawa T : In situ detection gelatinolytic activity in oral developmental tissue. (76th International Association for Dental Research, Nice, June 1998)
伊佐津克彦,長谷川郁夫,長谷川紘司:Periochek?を用いた歯周基本治療の効果判定への応用.(第19回日本歯科薬物療法学会,熱海,2000年2月)
田村太一,荒井滋朗,薄井智美,長谷川郁夫,立川哲彦,長谷川紘司:細胞外基質タンパクがヒト歯肉上皮細胞に及ぼす作用
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